新電力特集記事

電力会社と電気料金プランを上手に選ぶ方法

電気代と電力会社を比較する女性のイメージ画像

より良い電気料金プランを選ぶための豆知識

2018年の電力会社(一般家庭向け)の数は全国170社以上!

2016年4月の電気販売の完全自由化以降、それまで一般家庭との電気契約を独占してきた大手電力会社(旧一般電気事業者)以外にも、新しい小売電気事業者(新電力会社)が数多く登場しています。
2018年4月の時点で一般家庭向けの電気供給契約を行っている小売電気事業者の数は、全国に170社以上(販売予定の事業者も含む)にもなり、今では様々なタイプの電気料金プランを選べるようになりました。
こうた
こうた
「新電力」って何ですか?
清水
清水
自由化前に電気の供給販売を行っていた旧一般電気事業者(北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、東京電力ホールディングス、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力)以外の『小売電気事業者』のことです。
2018年4月時点で、経済産業省に登録されている小売電気事業者の数は460社以上、一般家庭向けに電気を販売する小売電気事業者に絞っても、160社以上の新電力会社があります。

より良い電力会社、より安い電気料金プランを選ぶために

ただ、新しい電力会社や料金プランの数はあまりにも多く、いざ選ぼうとしても、どの会社の何のプランが良いのか?迷ってしまう方もいるでしょう。
何ごとも選択肢が広がるのは歓迎すべきことですが、ある程度の指針を決めておかないと、迷うだけ迷って結局損してしまうことにもなりかねません。
そこでこのページでは、あなたにあった電気料金プランを見つけるために確認すべき5つのチェック項目をご案内します。
各項目ごとに注意点を説明していますので参考にして下さい。

より良い新電力と電気料金プランを見つけるための5つのチェック項目

まずはどういった形式の電気料金プランがあるか知っておく

電力自由化によって新しく登場した電気料金プランには様々なタイプがあります。
どのプランが良いかを判断する前に、まずはどのようなプランがあるのか?を確認しておきましょう。
また、現在あなたが契約しているプランについて再確認しておくことも大切です。
それぞれタイプ別に分けてご紹介します。
自由化前からある一般家庭向けの電気料金プランの種類
  • 従量電灯プラン(A,B,C)
    使用した電力量によって三段階で変動する電力量単価と、契約アンペア数ごとに異なる基本料金で構成されるスタンダードな電気料金プランです。
  • 深夜電力プラン
    電気温水器などの機器を利用している方向けで、深夜帯のある決まった時間のみ、安価な電気を使用できる料金プラン。従量電灯プランなどと組み合わせて利用されます。
  • オール電化住宅向けプラン
    エコキュートや蓄熱暖房機など、夜間蓄熱式の機器を利用している方が加入できるプランです。
    夜間の電気料金単価が比較的安く、週末に安い単価が適用されることもあります。
  • 時間帯別電灯プラン
    時間帯ごとに電気料金の単価が異なる料金プランで、一般的には夜間は割安に、昼間は割高になります。
    需要の多いピークタイムの料金単価が安くなるピークシフトプランなども時間帯別電灯プランに含まれます。
  • 季節別電灯プラン
    季節によって電気の料金単価が異なるプランです。
    需要の多い夏季のピークタイムの料金単価が安くなるピークシフトプランなども季節別電灯プランに含まれます。
  • 季節別時間帯別電灯プラン
    季節および時間帯ごとに電気料金の単価が異なるプランです。ピークシフトプランなど。
※各プランの名称や細かい内容は各地域によって異なります
こうた
こうた
今のところ電気のサービスや価格に不満はないので、わざわざ変える必要はないと思うのですが。。。
清水
清水
電気事業法では大手電力会社10社に対し、2020年(平成32年)3月末までは、自由化前からある電気供給契約の料金体系を維持しなければならないという義務を課しています。
そのため2016年(平成28年)3月末までに存在した料金プランは経過措置として今も残されていますが、2020年4月以降は、その内容や料金体系が変更される可能性があります。

自由化で登場した一般家庭向け電気料金プランの種類

上記のように、新電力会社の電気料金プランには様々な種類があり、まだまだこれからも新しい料金プランや独自サービスの登場が予想されます。
とりあえずどういったタイプの料金プランがあるのか?を把握しておきましょう。
電気にまつわるチェック項目

より良い新電力と電気料金プランを見つけるための5つのチェック項目

契約解除の際の違約金や加入時の工事費用について知っておく

電力会社の切り替えで手数料を請求されるようなことは、ほとんどありませんが、まれに契約事務手数料などを請求してくる小売電気事業者も存在します。
また、何かしらの条件付きで割安になるプランを用意している会社や、契約後1~2年以内に解約して他の電力会社のプランに乗り換えると、違約金を支払わなければならなくなる会社もあります。
特にギフト券のプレゼントなど、契約前にインセンティブ特典が用意されている電力会社については、契約期間や解約時の違約金の有無などを必ずチェックしておきましょう。

解約金が発生する新電力はなるべく避けよう

違約金の有無やその金額は会社によって異なります。
解約金の額は1,000円~1万円程度とそれほど高額ではありませんが、契約後に電気料金の単価が変わる可能性もありますので、よほどの理由がない限り、無条件で好きな時に解約できる新電力会社を選ばれることをお勧めします。
経済産業省資源エネルギー庁のHP内でも、違約金が発生する契約プランは避けた方が無難とされています。
解約イメージ画像

電力会社を変更すると、手続きや工事で費用が発生する??

電力会社を何回変更したとしても、送配電設備等はこれまでと何ら変わらず同じものを使用することになりますので、新しい電力会社に切り替えたからといって、工事費用が発生するようなことは通常はありません。
いちおう旧式の電気メーターをスマートメーターへと取り換える工事(所要時間10分程度)はありますが、これはお住まいの地域の一般送配電事業者が無償で行いますので、メーターの取替で費用が発生するようなことも原則ありません。
ただし、①スマートメーターを設置するために消費者の設備の改修が必要な場合や((例)配線不良や計器取付板、外壁の不良)、②消費者の都合でスマートメーターを取替・移設する場合((例)消費者が従来計器を破損させた場合の取替費用、外壁改修等でスマートメーターの取付位置を変更する場合の移設費用)などは、個別の費用負担が発生する可能性があります。

より良い新電力と電気契約プランを見つけるための5つのチェック項目

どういった発電方法による電気を販売しているか?電源構成を確認する

2011年の原発事故以来、日本でも自然エネルギー(再生可能エネルギー)による発電が推進されてはいます。
しかし、現実には火力発電による電力供給が全体の8割以上を占めており、世界的な環境後進国としての悪評は今も後を絶ちません。
それについて、政府は2030年までに火力発電の割合を5割近くまで減らし、再生可能エネルギーと原子力による発電の割合をそれぞれ2割強まで増加させるといった目標を設けています。
原子力の割合を2割強まで増やすことは国策であり、すでに既定路線になっていますが、再生可能エネルギーによる発電が増えるかどうかは、消費者の選択の意思も大きく関わってくるでしょう。
最近では太陽光や水力、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで発電した電気の契約プランを用意している小売電気事業者もありますので、そうしたプランを選ぶことによって、金銭的な価値以外のメリットや幸福感を得られることもあるかもしれません。
再生可能エネルギーのイメージ画像

どういった経路で調達した電気なのかを確認する

新電力には、自社関連の発電事業者から調達した電気を主に販売している小売電気事業者もあれば、自社の発電設備を持たずに、各地の発電事業者日本卸電力取引所から調達した電気を販売している小売電気事業者もあります。
経済産業省ではそれらの小売電気事業者に対し、強制ではありませんが、それぞれに電気の発生源の構成(電源構成)の開示を求めており、一般家庭に電気を販売している176社のうち、2017年4月時点で101社が電源構成を開示しています。
電源構成の内容によっても電気の販売価格は大きく左右されますので、新電力を選ぶ際には、発電コストの低い水力や天然ガスなどを主力にした電源構成を達成・維持できている会社を選んだ方が良いでしょう。
また、電源構成をきちんと公開している会社かどうか、どういった経路で調達した電気を販売している会社なのか?といったところも確認しておくことをお勧めします。

より良い新電力と電気契約プランを見つけるための5つのチェック項目

新電力への切り替えでどういった特典があるか?その内容と条件を確認する

自由化後に新しく登場した小売電気事業者の中には、切り替え契約をしてくれた新規客に対し、ギフト券などのプレゼントサービスや、自社の独自サービス、または他社との提携サービスなどを特典として用意しているところがあります。
また電力会社の比較サイトなども、独自のインセンティブ特典を用意していることがあります。(500円~1万円分のAmazonギフト券など)
比較サイトの場合は、運営側が各小売電気事業者から広告費を得ており、その広告費の一部を比較サイト経由で契約された需要家に還元することで、比較サイト運営者、小売電気事業者、需要家(電気の消費者)の3者それぞれがメリットを得られる仕組みとなっています。

比較サイトの特典と電力会社の特典は異なる!?

ただし、電力会社の比較サイト運営者側が提供するインセンティブ特典は、実質的な電気料金の支払いとは何の関係もありません。
インセンティブ特典は”比較サイト運営者がおすすめする電力会社”と契約した方へのプレゼントであって、比較サイトを通じてインセンティブ特典を得ると、新電力会社のオリジナル特典は得られない場合もあります。
新電力のオリジナル特典にしろ、比較サイトのインセンティブ特典にしろ、それを得るためには契約期間などの条件が別にあったりもしますので、契約内容やキャンペーンの条件も前もってきちんと確認しておきましょう。
電気料金プランの選択イメージ画像

セットプランには注意??

電気とガス、インターネットと電気など、複数のサービスに同時加入することで、割引料金が適用されるセット割引プランには注意が必要です。
なぜならセットで割引きになるといっても、その対象期間が限定されていたり、解約の際に複数の違約金が発生するケースもあるからです。
『電気と〇〇の同時加入でお得!』といったセット販売は、顧客に離脱されないようにしたり、他社との価格競争に巻き込まれないようにするための、電力会社やガス会社などの戦略でもあります。
メリットだけでなくデメリットもあることを踏まえた上で、あまり複雑な契約はしないように注意しましょう。

代理店や取り次ぎ業者にも注意!

新電力の料金プランを提示している会社が、代理店や取次ぎ業者という場合もあります。
小売電気事業者の代理店や取次ぎ業者には、自身が代理店や取次ぎ店であることや、小売電気事業者が誰であるかという説明が義務づけられていますので、それが正式なものであるかどうかを小売電気事業者に確認することも大切です。
また小売電気事業者には電気料金および供給条件等の書面による説明が電気事業法によって義務づけられています。
プランを提示する業者が、電気事業法に基づき登録されている小売電気事業者かどうかについても、念のため確認しておくと良いでしょう。
登録されている小売電気事業者は資源エネルギー庁のホームページでも公開されています。

より良い新電力と電気料金プランを見つけるための5つのチェック項目

電力会社の電気料金を比較するイメージ画像

月々の電気代(または年間の電気代)がどれくらい安くなるかを確認する

電力会社を変更する一番の目的やメリットは、やはり月々の電気代でしょう。
自由化前からある従量電灯よりも安価な電気料金プランはたくさんありますので、各地域ごとに適切な新電力を選びさえすれば、毎月の電気代はほぼ確実に安くなります。
電気代の削減幅は世帯人数の多いご家庭ほど大きくなり、今のところ1人暮らしの方でも年間およそ3,000円~5,000円ほど安くなるようです。

4人世帯の場合は年間で約12,000円~30,000円ほどの削減実績があります

ちなみにどの電力会社に変えても、送配電ネットワークの管理やサービスについては、従来と同じく各地域の大手電力会社(一般送配電事業者)が担当しますので、停電などの不安や、災害時などの対応に関する心配は、これまでと全く変わりません。

新電力を選ぶときは”電気料金のみの差額”に注目

各小売電気事業者(新電力)が提供する契約プランには、他のサービスとのセットプランやポイントサービス付きプランなど、様々なプランがあります。
これらを上手に見極めるコツは、今までの料金プランと比べて電気料金は純粋にどれくらい変わるのか?という点を確認することです。
特典やポイントサービスなどはさておき、まずは新電力の従量単価や基本料金、そして電気料金のシュミレーション結果などから”電気料金の純粋な差額”をチェックするようにしましょう。
電気料金の比較チェックイメージ画像
電気料金の純粋な差額ではなく、特典や割引き、ポイントサービスなどをも含めた金額や、お得感ばかりに注目していると、どのプランが良いのか?なかなか決めることができません。
さんざん迷った挙句、選んだ新電力の契約内容を見落としていたために、1年後には前よりも高い料金を支払っていた、などという事例もあるようです。
なにはともあれ、基本料金や従量単価が今よりも安いところを選びさえすれば、電気料金が逆に高くなってしまうようなことにはまずなりません。

電力会社の比較サイトを活用する

一般家庭向けに電気を販売している電力会社は170社以上もあり、契約プランも各社それぞれに複数のプランがあるため、一つひとつチェックしていたら時間がいくらあっても足りません。
また、新電力会社は全国すべての地域で電気の販売供給契約を行っているわけではなく、販売供給エリアは各社それぞれに異なります。
なのでお目当ての新電力会社が、あなたのお住まいの地域で電気の販売供給契約を行っていなければ、いくら料金プランが魅力的だったとしても利用することはできません。
そこで役立つのが、お住まいの地域に対応する電力会社を一括で比較できるWEBサービスです。
電力会社の比較サービスにも色々なサイトがありますが、とりあえず有名な大手比較サイトを3つご紹介します。参考にしてください。

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新電力への切り替えも簡単!
インズウェブは、人気の新電力会社を厳選し、他社サイトよりも正確な比較情報の提供に努めている、SBIホールディングスの生活お役立ち情報サイトです。

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新電力の口コミ情報が豊富!
価格.comは口コミ情報サイトとしても人気があり、新電力に乗り換えた人達の口コミが数多く掲載されています。
各都道府県ごとのシュミレーションや電力事情コラムも、新電力への切り替え前の参考に役立ちます。

電力会社比較サイトご利用の際の注意点

上記の比較サイトでは電力会社を変更した際の電気料金の差額に、独自のインセンティブ特典を足した上で電気料金を比較している場合があります。
そのため各電力会社の電気料金の純粋な差額をチェックする際には注意しないといけません。
また、比較できる電力会社の数も各サイトによって異なり、そこで提示された金額や比較結果が保証されているわけでもありません。
ご利用の際には比較サイトの情報をそのまま鵜呑みにはせず、新電力各社の公式HPの方で、もう一度料金プランの金額や内容、契約事項などを確認した上で申し込むようにしましょう。

電気料金の差額だけを純粋に比較しよう

当サイトの電気料金一括比較フォームでは、各社の料金データを毎月ごとにチェック&修正し、利用される方にとって分かりやすく、純粋な電気料金の違いを比較できるように心がけています。
キャンペーンなどの特典分は別にして、各電力会社の電気代はどれくらい安くなるのか?
ぜひ弊社の電気料金比較フォームを利用してみてください。
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各地域ごとに申し込める電力会社の電気料金を30秒で一括比較!

① お住まいの電力エリア
② 月間の電力使用量(kWh)
(例:370)
※12ヶ月それぞれの比較結果を確認したい場合は年間シュミレーションをご利用ください
③ 電力使用量が分からない方は”1ヶ月分の電気代”を入力して下さい(対象は従量電灯AまたはB)
(例:15000)
②でkWhを入力していれば入力不要です
両方を入力すると電気代のデータを優先して計算します
④ 入力したのは何月のデータですか?
⑤ 契約アンペア数(A)は?
※契約中のアンペア数が分からない方はこちらをチェック
⑥ 表示結果
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電気料金一括比較フォームご利用上の注意事項
NPCプラン「電気料金一括比較フォーム」は、各電力会社様が公開されている特定時点の情報と、ご入力いただいた電力使用量(kWhまたは円)や条件から、当サイトが設定した計算式によって各社の電気料金を算出し、その比較結果を表示する無料のwebサービスです。
(電気料金の計算方法の詳細はこちらから)
各社の電気料金の算出結果につきましては、燃料費調整額や再エネ発電賦課金等の単価および消費税を正確に加算した上で表示していますが、各電力会社様の割引サービス等(口座振替割引など)は計算には含めておらず、本サービスは利用者様の実際の電気料金の節約額や支払額等をお約束するものではありません。
各電力会社様の料金プランやサービス等に関するご質問は、各社様に直接お問い合わせいただくか、または各公式WEBサイトにてご確認ください。
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オール電化プランや深夜電力、従量電灯C、季節別時間帯別プラン、新自由料金メニューなどをご契約中の方で、今よりも電気料金が安くなる電力会社の切り替えプランを知りたいという方は、NPCプラン切り替え相談フォームからお問い合わせください。
24時間以内(日祝日を除く)にあなたに最も適切な電力会社の料金プランとその理由をメールでご案内します。ご相談は無料です。

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