Looopでんき

Looopでんき「再エネどんどん割」オススメの理由

Looopでんき「再エネどんどん割」

Looopでんきは2022年6月より電力量単価の値上げを行い、さらに10月料金分からはLooop独自の燃料費調整額を採用しています。
(参考:燃料費調整額と電源調達調整費の違いについて)

また、12月には従前プランのほとんどが市場連動型プランに強制移行し、再エネどんどん割についても廃止が予定されています。(12月以降はスマートタイムONEに切り替わります)

そのため当ページの内容はあくまでも2022年6月以前の過去情報として参考にしていただきますようお願いいたします。(2022年10月追記)

この記事の監修担当
SFP

新エネルギーメディア事業部 編集班
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当
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結論まとめ
  1. 北電の従量電灯B/Cからの乗り換えは超おトク
    北海道電力の30A以上の従量電灯Bや、従量電灯Cを利用されている方なら、再エネどんどん割S/Lに乗り換えると、電力使用量にかかわらず、毎月の電気代は200円~3,000円も安くなります!
  2. 再エネ賦課金と燃調費の加算なし!
    詳しくは記事内で説明していますが、再エネどんどん割はお住まいの地域の新しいエネルギーミックスを考える上で、誰でも気軽にできる再エネ投資といえるかもしれません。
こうた
こうた
ねえ、清水さん
Looopでんきに、また変わった電気料金メニューが登場したみたいだね。
清水
清水
「再エネどんどん割」のことですね。
清水
株式会社Looop(ループ)は創業当初から、他社がやらないような革新的な取り組みに積極的です。
北海道エリア限定とはいえ、20年もの長期割引サービスがある電気契約というのは、今まで聞いたことがないですね。
こうた
ホームページには「業界初!下がり続ける電気代!」って書いてあるけど、、
でもさあ、そんな都合の良いことばかりじゃないでしょ?
・・・なんか落とし穴があるんじゃないの??
清水
いえ、人それぞれの考え方にもよりますけど、
私はすごく良いプランだと思いますよ。
住んでいる地域のより良いエネルギーミックスを応援するきっかけにもなりますし。

毎年値下がりする「再エネどんどん割」

清水
じつは家庭の電気代というのは、過去15年間なんだかんだと値上がりしています。
でも、Looopでんきの「再エネどんどん割」にすると、それから20年間の毎年の値下げが約束されるんですよ。
清水
ですから、周りの人たちは「また値上がりかァ・・」ってなっても、
自分だけは「来年もまた値下がりするぞ~!」ってウキウキな気分にもなれますよ♪
ちょっとした優越感にも浸れますね(笑)
こうた
・・・まァ、
そう言われたらそうかもね。
こうた
でもさ、最初の電気代は高いんでしょ?
他のサイトなんかには、5~6年は利用し続けないと元を取れない、みたいなことも書いてあったけど?
清水
いえ、それはまったくの誤解です。

再エネどんどん割 電気料金の単価と計算式

Looopでんき「再エネどんどん割」の”1年目”の電力量単価は

「S」が1kWhあたり32円、「L」は1kWhあたり34円です。

どちらも基本料金の設定はなく、再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整額の加算もありません。(電力量単価にすべて込みとなっています)

そのため、再エネどんどん割プランの電気代は

電力量単価に月の電力使用量(kWh数)を掛けるだけで算出できます。

「再エネどんどん割S」の電気代 = 月の電力使用量(kWh数)× 32円

「再エネどんどん割L」の電気代 = 月の電力使用量(kWh数)× 34円

最初の年の電気代はどうなる?

「再エネどんどん割S」の最初の年の電気代は、例として

ひと月の電力使用量が200kWhなら(200kWh×32円=)6,400円

500kWhなら(500kWh×32円=)16,000円になります。

ほくでんの電気代と比べると?

1年目の電気代の比較表をチェック↓↓↓
どんどん割「S」と北電の従量電灯B(30A)の電気代比較表
月の電力使用量 2020年5月の電気代
北電の従量電灯B 30A 再エネどんどん割S 差額
100kWh 3,583円 3,200円 383円安
150kWh 5,051円 4,800円 251円安
200kWh 6,646円 6,400円 246円安
250kWh 8,240円 8,000円 240円安
300kWh 9,909円 9,600円 309円安
400kWh 13,470円 12,800円 670円安
500kWh 17,031円 16,000円 1,031円安
どんどん割「S」と北電の従量電灯B(50A)の電気代比較表
月の電力使用量 2020年5月の電気代
北電の従量電灯B 50A 再エネどんどん割S 差額
200kWh 7,328円 6,400円 928円安
300kWh 10,591円 9,600円 991円安
400kWh 14,152円 12,800円 1,352円安
500kWh 17,713円 16,000円 1,713円安
600kWh 21,274円 19,200円 2,074円安
700kWh 24,835円 22,400円 2,435円安
800kWh 28,396円 25,600円 2,796円安
どんどん割「L」と北電の従量電灯C(10kVA)の電気代比較表
月の電力使用量 2020年5月の電気代
北電の従量電灯C 10kVA 再エネどんどん割L 差額
200kWh 9,033円 6,800円 2,233円安
300kWh 12,296円 10,200円 2,096円安
400kWh 15,857円 13,600円 2,257円安
500kWh 19,418円 17,000円 2,418円安
600kWh 22,979円 20,400円 2,579円安
700kWh 26,540円 23,800円 2,740円安
800kWh 30,101円 27,200円 2,901円安

上の比較表を見ると、北海道電力の従量電灯Bで30アンペア契約の場合

200kWhのときの電気代は6,646円(2020年5月期)

500kWhなら17,031円(同上)

Looopよりも北電の電気代の方が高いことがわかります。

また、30アンペアではなく50アンペア契約だと

200kWhで7,328円、500kWhだと17,713円となり

北電の電気代の方がさらに高くなります。(月900円~1,700円以上)

清水
つまり北海道電力の30アンペア以上の従量電灯BやCを利用している人は
Looopでんきの「どんどん割S/L」に乗り換えると、電気代は最初の年から安くなるんですよ!
清水
そして再エネどんどん割S/Lは、さらに電力量単価が毎年0.5円/kWhずつ安くなっていきますからね。

2年後の単価は「1円/kWh」安くなり
(月間200kwhなら、月200円安)
(月間500kWhなら、さらに月500円安

5年後の単価は「2.5円/kWh」安く
(月間200kwhなら、月500円安)
(月間500kWhなら、さらに月1,250円安

10年後の単価は「5円/kWh」安くなって
(月間200kwhなら、月1,000円安)
(月間500kWhなら、さらに月2,500円安!

20年後には「10円/kWh」安くなります
(月間200kwhなら、月2,000円安)
(月間500kWhなら、さらに月5,000円安!

こうた
なるほど~!
こうやって見ると、たしかにお得だね!

損することはない?

こうた
でもさ、Looopでんきよりも安い新電力があったらどうするの?
それだと損にならない??
清水
もし、他社のプランの方が良いと思ったなら、そちらに乗り換えれば良いだけの話です。
Looopを選んだからといって、損をするようなことはありません。
清水
Looopでんきはいつでも気軽に他社に乗り換えできますし、解約手数料や違約金とかもないですからね。
乗り換え申し込みはインターネットから10分もかからないので、面倒なこともないですよ。
清水
本当に損しているのは、北海道電力の従量電灯BやCのまま、これまで一度もスイッチング(料金プラン変更)をしたことがないという人たちです。
せっかく電力小売も自由化されているのに、何もしていない人たちが、損をし続けているんですよ。
こうた
でもさあ、
じゃあなんで5~6年は利用し続けないと元を取れないとか
最初の電気代は高いとかいう人がいるんだろう?
清水
・・・それは、
Looopでんきの標準プランとの比較だからです。

Looopでんきの標準プランと比べるとどうなる?

清水
先ほども説明したように、北電の従量電灯B/Cから再エネどんどん割S/Lに乗り換えると、電気代は最初の年から安くなります。
清水
ただし、すでにLooopでんきのおうちプランやビジネスプランを利用している方は、再エネどんどん割に切り替えると、
はじめの数年間は今よりも電気代が高くなってしまうんですよ。
こうた
なんだ、
やっぱり高くなるんじゃん。
清水
Looopでんきは元々の電気代がかなり安くなってますからね。
北海道で選べる電力会社の中でも、格安新電力の一つですし。
こうた
じゃあさ、
実際にどれくらい高くなるの?

再エネどんどん割と標準プランの単価の差額

Looopでんきの標準プランには、20~60アンペア契約の「おうちプラン」

契約容量7~49KVAの電灯契約の「ビジネスプラン」があります。

どちらのプランも基本料金は無料で、電力量単価は電力使用量にかかわらず一律価格となっています。

・おうちプランの電力量単価は29.5円/kWh
・ビジネスプランの電力量単価は31.5円/kWh

「再エネどんどん割」も、標準プランと同じく基本料金無料、電力量単価も一律価格です。

・再エネどんどん割「S」の電力量単価は32円/kWh
・再エネどんどん割「L」の電力量単価は34円/kWh

両者を比べると、再エネどんどん割の単価の方が、1kWhあたり2.5円高く設定されています。
(ただし、再エネどんどん割の単価は、毎年0.5円ずつ安くなっていきます)

こうた
標準プランの電力量単価と比べると、どんどん割の方が2.5円高いってことは・・・
つまり5年以上利用しないと、標準プランよりも高くなるってこと?
清水
いえ、それは違います。
清水
たしかに電力量単価だけ見れば、どんどん割S/Lの方が2.5円高く設定されています。
でも、標準プランの電力量単価には、毎月変動する「燃料費調整額単価」
毎年変動する「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が加算されますからね。

実際の電気代の差を見てみると?

Looopでんきの標準プラン(おうちプラン・ビジネスプラン)における実際の電気代は、以下の計算式で算出されます。

標準プランの電気代 =(電力量単価+燃料費調整額+再エネ賦課金)× 月間の電力使用量(kWh数)

対する再エネどんどん割プランでは、燃料費調整額と再エネ賦課金の加算はありません。

再エネどんどん割の電気代 = 電力量単価 × 月間の電力使用量(kWh数)

つまり、どんどん割と標準プランの単価には、再エネ賦課金と燃料費調整額の分の差があるということです。

実際の差額はいくらになる?

2020年5月現在のデータを見てみると、2020年の再エネ賦課金は1kWhあたり2.98円、2020年5月の燃料費調整額は1kWhあたり▲1.36円なので

2.98-1.36=1.62

再エネどんどん割と標準プランとの電力量単価の差額は2.5円なので

2.5-1.62=0.88

つまり、再エネどんどん割と標準プランの実際の単価の差額は

2.5円ではなく「0.88円」になります。(2020年5月の差額)

清水
ですから、5年以上ではなく、2年利用すれば標準プランよりも安くなるということですね。
(燃料費調整額単価は▲1.5円/kWhで試算)

もちろん、燃料費調整額単価は毎月変動していますので、差額は0.88円で固定されるわけではありません。

ですが、過去13ヶ月の燃料費調整額単価の推移を見る限り、両者の差額は0.3円~1.12円となっており、1年~3年の継続利用で、標準プランよりも安くなることが想定できます。

北海道エリアの燃料費調整額単価の推移

期間 2020年 2019年
6月 5月 4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月
1kwhあたり -1.5円 -1.36円 -1.46円 -1.54円 -1.6円 -1.54円 -1.44円 -1.18円 -0.95円 -0.75円 -0.83円 -1.04円 -1.2円
こうた
でもさぁ、最初の数年間は電気代が高くなるって聞くとねぇ。。
やっぱりちょっと考えるよねぇ。。。
清水
高いといっても、月にわずか数百円ほど(※参照)ですよ。
それにどんどん割の電力量単価は、毎年0.5円ずつ安くなっていきますから!
※電力使用量200~500kwh(電気代にして約6,200円~15,500円ほど)の場合、標準プランと比べた初年度の差額は、月に176円~440円になります
清水
それに忘れてもらっては困りますけど、
そもそも北海道電力の電気代と比べたら、ひと月に928円~1,713円も安くなってますからね。(従量電灯B・50Aとの比較)

再エネどんどん割はLooopに投資するようなもの

清水
再エネどんどん割は、カンタンにいえば「一般家庭でも気軽にできるちょっとした投資」なんですよ。

再エネどんどん割プラン利用客は、Looopでんきの標準プランや他の格安新電力との差額分を投資することで、数年後以降の電気代がどんどん安くなっていくことが期待できます。

Looopは長期継続してくれる優良顧客を確保できることから、さらなる電源開発にも注力できるようになります。

こうた
でもさ、今の時代、10年後や20年後にどうなっているかなんてわからないじゃん。。
清水
環境省の試算によると、再エネ賦課金は2030年頃までは値上がりする可能性も想定されています。
参考資料:環境省 報告書
1kWhあたり5円前後にまで上昇するという予想もあるくらいですから、少なくとも今後10年は間違いなくお得になると思いますよ。

投資に対するリターンはいくらになる?

【電力使用量500KWhの場合】※北電の電気代で約17,000円
(燃調費と再エネ賦課金は2020年5月の値で固定)

Looopのおうちプランと再エネどんどん割Sの、初年度の差額は440円/月

単純試算で、初年度の投資額は440円×12=5,280円/年

同じ条件で2年目の投資額を試算すると月に190円

単純試算で、2年目の投資額は190円×12=2,280円/年

わずかこれだけの投資で、3年目は月に60円(年額720円)おトクになり

4年目は310円(年額3,720円)
5年目は560円(年額6,720円)
6年目は810円(年額9,720円)・・・

・・・と、このように毎年3,000円ずつおトク額が上乗せされていき、

10年目は年額21,720円
15年目は年額36,720円
20年目は年額51,720円

上記のようなリターンにつながります。

清水
もちろん、20年目の世の中がどうなっているか?なんてことは誰にも分りません。
極端な話、Looopでんきが倒産していることだってあるかしれませんからね。
清水
でも、それは投資においては当たり前のリスクです。
それに何度も言いますが、そもそも「再エネどんどん割」の電気代は、北電よりも断然安いですから!
清水
それに毎年値上がりする”再生可能エネルギー発電促進賦課金”を支払う必要もなくなりますよ♪

再エネどんどん割プランを利用することは、再生可能エネルギー発電の発展にもつながります。

お住まいの地域のエネルギーの在り方を考える上でも、Looopでんきの再エネどんどん割は誰でも気軽にできる再エネ投資といえるかもしれません。

清水
電力業界で初となるこの新しい電気料金プランは、今のところは北海道エリア限定ですが、
これがどんどん広まって、東京や関西はもちろん、日本全国で申し込めるようになるといいですね!
結論まとめ
  1. 北電の従量電灯B/Cからの乗り換えは超おトク
    北海道電力の30A以上の従量電灯Bや、従量電灯Cを利用されている方なら、再エネどんどん割S/Lに乗り換えると、電力使用量にかかわらず、毎月の電気代は200円~3,000円も安くなります!
  2. 再エネ賦課金と燃調費の加算なし!
    詳しくは記事内で説明していますが、再エネどんどん割はお住まいの地域の新しいエネルギーミックスを考える上で、誰でも気軽にできる再エネ投資といえるかもしれません。

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