電気自動車(EV/PHEV)

東京・関東地方のEV・PHEVオーナー向けおすすめ電力会社【8選】

電気自動車とマイホームのイメージ

当ページは各社の最新の料金改定をまだ反映していません。
ここに記載されている内容は、2024年夏頃までをめどに編纂(へんさん)しなおします。

それまで当ページの内容は2023年3月以前の過去情報として参考にしていただきますようお願いいたします。

イメージ画像
この記事の監修担当
SFP

新エネルギーメディア事業部 編集班
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当
NPCプランイメージイラスト
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄またはメールフォームから気軽にご質問ください。
事業所や一般家庭を対象に、電気やガスの切り替えに関する有料相談にも応じています。
本気(マジ)でお得な切り替え先案内サービスはこちら(5,000円/1件)

EVオーナー向けお勧め新電力

東京電力エリア(東京23区、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東)において
ご自宅で電気自動車(EV/PHEV)を充電する方向けの安価な新電力プランや、お得な料金メニューを用意している電力会社には以下の8社があります。
  1. 東京電力エナジーパートナー
  2. まちエネ
  3. Looopでんき
    ※2022年12月より市場連動型プランに変更
  4. 丸紅新電力
    ※2022年4月1日以降の新規受付を停止しています
  5. 出光興産(idemitsuでんき)
  6. シン・エナジー
  7. HTBエナジー
  8. ミツウロコでんき

8社の中でどれが最も安くてお得になるか?は、諸条件によって異なります。

そこで条件を大きく3つに分けて、おすすめ料金プランをご紹介します。

60アンペア(6kVA)以下の従量電灯

EV・PHEVオーナー向けプラン

三菱商事とローソンの新電力で知られる『まちエネ』には、自宅でEVやPHEVの充電をしている方向けに「毎晩充電し放題!プラン」「毎晩充電し放題!CO2フリープラン」が用意されています。
(※)「毎晩充電し放題!CO2フリープラン」はEV・PHEV新規購入者向けの環境省EV補助金対象プランです
≫環境省EV補助金対象プランの電気代シミュレーターはこちらから

区分 まちエネ
(毎晩充電し放題!プラン)
東京電力EP
(スタンダードS/L)
基本料金/月 10A(1kVA)につき
286円
(東電と同額)
10A(1kVA)につき
286円
1kWhあたり単価 120kWhまで 19.88円
(東電と同額)
19.88円
121~300kWhまで 26.48円
(東電とほぼ同額)
26.46円
300kWh超 30.57円
(東電と同額)
30.57円
備考 深夜1時~5時までは電気使用量にかかわらず定額料金 eチャージポイントに申し込むと電気使用量が300kWh以上の月に300ポイント還元あり
(注)実際の電気料金にはどちらも電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

「毎晩充電し放題!プラン」には車種ごとにキャンペーンコードが用意されていることもあります。(例えば日産車のキャンペーンコードは「nissan」)

専用キャンペーンコードはまちエネのカスタマーセンター(0120-50-1155)でも教えてくれます。

毎晩充電し放題!プランの料金単価は東京電力の規制料金メニュー(従量電灯B/C)と同額ですが、午前1時~5時の時間帯に限りEV充電相当分が無料とみなされるところが特長です。

ただし午前1時~5時の電気代が完全に無料になるわけではなく、その時間帯だけ定額料金になるという扱いです。
深夜のタイマー充電ができなかったり、昼間時間に充電を行うこともある人には向いていません。

まちエネ「毎晩充電し放題!プラン」

タイマー充電ができ、毎月の電気使用量が300~400kWh(ひと月の電気代に換算して約8,000円~10,000円以下)までに収まるような家庭にはダントツでおすすめの料金プランと言えるでしょう。

24時間いつでも安価なプラン

電気容量60アンペア以下で、夜間時間に限らず24時間いつでも電気料金が安くなる新電力をお探しの方には下記プランのご利用をおすすめします。

  • Looopでんき(おうちでんき+EV割)
    ※2022年12月より市場連動型プランに変更されています
  • HTBエナジー(プライム)
    ※2022年9月検針分より価格改定(独自の調整単価を追加)
LooopでんきとHTBエナジーの単価比較表
区分 Looopでんき
(おうちでんき+EV割)
HTBエナジー
(プライム)
基本料金/月 30A 0円 契約不可
40A 契約不可
50A 715円
60A 858円
1kWhあたりの電力量単価
25.4円
(※)+ガス割の追加で25円
(※)+ソーラー割の追加で24.4円または23.4円
(※)+ガス割&ソーラー割の追加で24円または23円
23.54円
(注)実際の電気料金にはどちらも電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

HTBエナジーの方が従量単価は安くなりますが、プライムプランは50または60アンペアに限られるところに注意してください。

Looopでんきには基本料金がなく、アンペア縛りもありません。
都市ガスや太陽光発電システムを利用している家庭なら、HTBエナジーより従量単価が安くなることも!

どちらも月々の電気使用量の多い家庭におすすめです。(おおよそ月間400kWh以上)

清水
実際には料金体系がシンプルで分かりやすいLooopでんきに人気が集まっているようですね。
  • Looopでんき(おうちでんき+EV割)
    ※2022年12月より市場連動型プランに変更されています
  • HTBエナジー(プライム)
    ※プライムプランはすでに新規受付を終了しています

夜間料金が特に安くなるプラン

夜間の安い単価で電気自動車を充電したい」というニーズも当然あるでしょう。

東京電力EPの場合、夜間単価の安いオール電化プランはエコキュートや電気温水器を設置している住宅でないと契約できません。

電化住宅でなければ東京電力の夜トク8・12を勧められることもあるようですが、じつは夜トク8・12の夜間単価は大して安くはありません。
(単価比較表は後ほどご紹介します)

そこで時間帯によって電気料金が安くなるプランをお探しの方には、東電の夜トクプランよりも『シンエナジー』【夜】生活フィットプラン【昼】生活フィットプランのご利用をおすすめします。

あわせて読みたい参考記事
生活フィットプランの特徴

① 基本料金が割安で、単価の安い夜間時間が比較的長い(22時~翌8時の10時間)ので、安い単価でEVを充電するための時間は十分にあります

【夜】生活フィットプランの場合、平日9時~18時の昼間時間は従量単価が割高になりますが、仕事などで平日昼間は不在になることが多ければ特に問題ありません(土日祝日の昼間時間はライフタイムの安い単価が適用されます)

③ 平日昼間の在宅が多いようなら【昼】生活フィットプランを選ぶと、夜間だけでなく平日の昼間もお得な単価で充電することができます。

シンエナジーの生活フィットプランは東京電力の夜トク8や夜トク12と比べて、単価と時間設定どちらも有利なプラン内容になっています。

あわせて読みたい参考記事
ランキングBEST3イメージ東京電力『夜トクプラン』よりも電気代が安くなる新電力BEST3

ちなみに無条件で利用できる夜間単価の安いプランには丸紅新電力「ナイトおトクプラン」もありますが、、

ナイトおトクプランは単価の安い夜間時間が短いため(午前1時~6時までの5時間)、電気自動車を安く充電するためには時間的な制約が大きくなります。

それに対してシン・エナジー生活フィットプランの夜間時間は22時~翌8時の10時間、安い単価で充電できる時間帯は丸紅新電力の2倍となっています。

電気料金単価の比較表

区分 東京電力EP
(夜トク8)
丸紅新電力
(ナイトおトクプラン)
シン・エナジー
(昼生活フィットプラン)
シン・エナジー
(夜生活フィットプラン)
基本料金/月 30A 429円 572円 471.9円
40A 643.5円 814円 629.2円
50A 643.5円 1,100円 786.5円
60A 858円 1,386円 943.8円
1kWhあたり単価 デイタイム 32.74円 25.8円 21.05円 33.05円
ライフタイム 26.09円 26.09円
ナイトタイム 21.16円 17.78円 20.98円 17.98円
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます
【デイタイム】
シン・エナジーは平日9時~18時、丸紅新電力は毎日6時~翌1時、夜トク8は毎日7時~午後11時
【ナイトタイム】
シン・エナジーは毎日22時~翌8時、丸紅新電力は毎日1時~6時、夜トク8は毎日午後11時~翌7時
【ライフタイム】
平日8時~9時と18時~22時、土日祝日の8時~22時

電気容量が6kVAまたは5KWを超える場合

同時に使用する電気の最大需要容量が6kVA(または5kW)を超える家庭では、東京電力の「従量電灯C」または「スタンダードL」を利用していることでしょう。

ですが、それらの基本料金や従量単価はかなり割高になりますので、シン・エナジーの『プランC』またはLooopでんきの『ビジネスプラン+EV割』への切り替えをお勧めします。

東京電力と比べて実際の電気代は15%~20%近く安くなる可能性大です。

各プランの料金単価比較表

区分 Looopでんき
(ビジネスプラン+EV割)
シン・エナジー
(プランC)
東京電力EP
(スタンダードL)
基本料金/月 0円 1KVAにつき
281.66円
1KVAにつき
286円
1kWhあたり単価 120kWhまで
26.5円
(※)+ガス割の追加で26円
(※)+ソーラー割の追加で25.5円または24.5円
(※)+ガス割&ソーラー割の追加で25円または24円
19.78円 19.88円
121~300kWhまで 20.57円 26.46円
300kWh超 22.9円 30.57円
(注)実際の電気料金にはどれも電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます
あわせて読みたい参考記事

EV・PHEVオーナー向けプラン

三菱商事とローソンの新電力で知られる『まちエネ』には、自宅でEVやPHEVの充電をしている方向けに「毎晩充電し放題!プラン」「毎晩充電し放題!CO2フリープラン」が用意されています。
(※)「毎晩充電し放題!CO2フリープラン」はEV・PHEV新規購入者向けの環境省EV補助金対象プランです

毎月の電気使用量が比較的少なく(月間およそ300~400kWh以下)、電気自動車のタイマー充電ができるご家庭には、まちエネのご利用をお勧めします。

毎晩充電し放題!プランの詳細は当ページ上部でも解説しています。

電気自動車を充電するイメージ画像

エコキュートや電気温水器のある電化住宅の場合

自由化前の旧オール電化プランを契約している場合

2016年4月の電力自由化前から東京電力の「電化上手」や「おトクなナイト8・10」を契約されている方は、そのまま継続利用で問題ないでしょう。

現時点では旧オール電化住宅向けプランから他社プランへの切り替え検討はほぼ必要ありません。

スマートライフS/Lを利用している場合

東京電力エナジーパートナーの電化住宅向けプラン『スマートライフS/L』は、単価の安くなる時間帯が午前1時から6時までの5時間に限られるため、電気自動車を安く充電するためには時間的な制約が大きくなります。

フル充電しようと思うと単価の安い時間帯だけでは足らないこともあるでしょう。

スマートライフS/Lの料金設定イメージ図
画像はTEPCOより引用

スマートライフS/Lよりも電気代が確実に安くなる新電力プランには、九電みらいエナジーの『Nプラン』やHTBエナジーの『オール電化プラン東京』、丸紅新電力の『ナイトおトクプラン』などがあります。

詳しくは以下のページを参考にしてください。

あわせて読みたい関連記事
オール電化住宅イメージオール電化でも乗り換えると電気代が安くなる新電力会社の一覧
イメージ画像
まとめ&おさらい
東京・関東にお住まいのEV・PHEVオーナーにおすすめの新電力
  • 60アンペア以下の従量電灯の場合
    まちエネ『毎晩充電し放題!プラン』
    ※2022年3月17日以降の新規受付を停止しています(再開日未定)
    Looopでんき『おうちでんき+EV割』
    ※2022年12月より市場連動型プランに変更されています
    ≫ シン・エナジー『生活フィットプラン』
  • 7kVA以上の従量電灯の場合
    ≫ シン・エナジー『プランC』
    Looopでんき『ビジネスプラン+EV割』
    ※2022年12月より市場連動型プランに変更されています
    まちエネ『毎晩充電し放題!プラン』
    ※2022年3月17日以降の新規受付を停止しています(再開日未定)
  • オール電化住宅の場合
    ≫ 九電みらいエナジー『Nプラン』
    ≫ HTBエナジー『ぜんぶでんき』
    丸紅新電力『ナイトおトクプラン』
    ※2022年4月1日以降の新規受付を停止しています
【PR】電気ガス引っ越しおすすめBEST8
CDエナジーダイレクトのロゴ画像
CDエナジーダイレクト
東京ガスのロゴ画像
東京ガス
Looopでんきのロゴ画像
Looopでんき
大阪ガスのロゴ画像
大阪ガス
オクトパスエナジーのロゴ画像
オクトパスエナジー
TOKAIでんきのロゴ画像
TOKAIでんき&ガス
中部電力ミライズのロゴ画像
中部電力ミライズ
東邦ガスのロゴ画像
東邦ガス

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です