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こちらのサイトで『電源調達調整費ってなに?燃料費調整額とどう違う?』という記事を拝見しました。
そこで疑問に思ったのですが、『燃料費調整額 上限撤廃』と『電源調達調整費』がある電気料金プランは、一体どちらの方がお得になるのでしょうか?
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この記事の監修担当
南部修一 |
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当 |
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小売電気アドバイザーの回答
「電源調達調整費」や「市場調達調整費」などの独自の調整制度を採用している電気料金プランが、その他の自由料金メニュー(≒燃料費調整額の上限なしプラン)よりもお得になる(なった)ことはほとんどありません。
まれなケースとして「Japan電力」という新電力は、2022年の後半から2023年初旬にかけて九州電力の自由料金および規制料金メニューより安くなることもありましたが・・・
しかしながらすべての電力エリアで安くなったわけではありませんし、今後どうなるか?も不透明です。
「電源調達調整費」や「市場調達調整費」などの名目で独自の調整を行っている新電力会社につきましては、現時点(2023年2月現在)では弊社がおすすめする要素はありません。
その理由は調整額の算定式が分かりにくかったり不明瞭であることや、調整単価の公開が無かったり遅かったりすることが多いからです。
市場連動型の電気料金プランをお勧めできないのは何故か?というと、理由は2つあって
一つは、大して電気を使わない時(春秋など)は安いかもしれないけど、多くの電気を必要とする時(夏冬など)の料金単価が高くなるから。
そしてもう一つは、日本の電力市場(JEPX)がまだ未熟だから。
以上。— N|電気代&ガス料金比較アドバイザー (@taizo1974) April 23, 2023
なので結論としては『燃料費調整額 上限撤廃』と『電源調達調整費』の2者択一なら、現時点では『燃料費調整額 上限撤廃』を選んだほうがまだマシということになります。
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