シン・エナジー

シン・エナジー『プランB/C』のメリット&デメリットを徹底解説!

シン・エナジー「プランB/C」を解説する女性のイメージ

シン・エナジーの電気料金メニューは大きく分けると以下の4種類あります。

  1. きほんプラン
  2. 生活フィットプラン(昼or夜)
  3. プランB/C
  4. 低圧動力ワイド
このページではシン・エナジーの「プランB」または「プランC」の利用・申し込みを検討されている方のために
  1. シン・エナジーに変更する際のデメリット
  2. 『プランB/C』に切り替えるメリット
  3. 実際の電気料金の削減額(どれくらい安くなるのか?)
以上の3項目について詳しく解説しています。
シン・エナジーは2023年4月より料金体系を改定し、従前の燃料費調整制度から独自の電源調達調整制度に変更しています。(ただし沖縄電力エリアを除く)
当ページの内容はあくまでも2023年3月以前の過去情報として参考にしていただきます様よろしくお願いします。
生活フィットプランの紹介・解説はこちらから
この記事の監修担当
SFP

新エネルギーメディア事業部 編集班
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当
NPCプランイメージイラスト
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄またはメールフォームから気軽にご質問ください。
事業所や一般家庭を対象に、電気やガスの切り替えに関する有料相談にも応じています。
本気(マジ)でお得な切り替え先案内サービスはこちら(5,000円/1件)

『プランB/C』の特徴

『プランB/C』は月間電力使用量(kWh数)に応じて3段階で単価が変動する従量料金と、同時に使用する電気の最大需要容量に応じた基本料金で構成されるオーソドックスな従量電灯プランです。

実際の電気料金には基本料金と従量料金の他に、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。

①基本料金 + ②従量料金 + ③再エネ発電賦課金 + ④燃料費調整額 + ⑤消費税
①基本料金 + ②従量料金(電力量料金) + ③再エネ発電賦課金 + ④燃料費調整額 + ⑤消費税

シン・エナジーの『プランB』および『プランC』は同時に使用する電気の最大需要容量が6kVA~49kVAとなる需要家が利用できる従量電灯プランです。

具体的には、IHクッキングヒーターや食器洗浄機などの消費電力の大きい家電品を多く使用する一般家庭や、飲食店や理容室などの小規模事業所などで利用されます。

大手電力会社の従量電灯B/Cに相当

シン・エナジーの『プランB』は関西電力・中国電力・四国電力の「従量電灯B」からの切り替えを想定した電気料金メニューになります。

そして『プランC』は東京電力EP・中部電力ミライズ・東北電力・九州電力・北陸電力の「従量電灯C」からの切り替えを想定した電気料金メニューになります。

各地域電力の従量電灯B/Cに限らず、新電力会社の従量電灯プランからの切り替えにも対応しています。

ただし、電気容量が6kVA未満(または60A以下)の従量電灯プランから切り替える場合には「プランB/C」ではなく「きほんプラン」を利用しましょう。

プラン切り替えのデメリットは?

シン・エナジーには生活周りサポートサービスなどのオプションがありません。

例えば、東京電力エナジーパートナーの「スタンダードL」には、くらしTEPCOの「生活かけつけサービス」が無料付帯していますが、
シン・エナジーに乗り換えると、そのサービスは利用できなくなります。

くらしTEPCOのオプションサービス

実際にはそれほど利用されていないサービスなので、筆者の個人的な意見としてはあまり気にするようなことではないと思いますが

東京電力EPの「スタンダードL」から切り替える場合にはくらしTEPCOのサービスは利用できなくなるというデメリットがあります。
(※)東京電力の「従量電灯C」には、くらしTEPCOのサービスは付帯していません

貯まっていたポイントの失効に注意

各電力会社の独自ポイントを保有している方はシン・エナジーに乗り換えることで、そのポイントが無効になったり、使えなくなることもあります。

乗り換え前にすべて換金しておくか、または他のポイントに交換しておきましょう。

シン・エナジーの口コミや評判は?

シン・エナジーの評判や利用客の口コミは、以下のページで紹介しています。

シン・エナジーのメリットは?

一番のメリットはやはり『電気料金の安さ』です。

とくに東京電力エリアにおける「プランC」の料金設定はエリア最安水準になります。

詳しくは東電EP「従量電灯C」との電気料金比較表をご覧ください。

JALマイルが貯まる

申し込み時またはマイページから、JALマイレージバンク会員番号を登録しておくと、電気料金(※)200円毎に1マイルが積算されます。

(※)ただし消費税と再生可能エネルギー発電促進賦課金はマイル積算の対象には含まれません

契約手数料や解約手数料は一切不要

シン・エナジーへの申し込み手続きはインターネットから10分程度で完了し、何かしらの手数料を請求されるようなことは一切ありません。

また、自己都合による途中解約の場合でも、違約金や手数料などが発生することはありません。

毎月抽選で100名に最大1万円の電気代割引サービス

個人利用客(※)はマイページの「福引チャレンジ!」から、最大1万円の電気代割引が当たるカードゲームに参加できます。
(※)Hから始まる契約番号の法人客は対象外

シン・エナジーの福引チャレンジ案内イメージ
シン・エナジーの福引チャレンジ案内イメージ

このカードゲームは毎月1回チャレンジでき、毎月抽選で100名に最大1万円の電気代割引が当選します。(抽選回数は毎月21日にリセット)

他社にはない顧客還元サービスとなっており、利用者にとって毎月の楽しみでもあるでしょう。

電気代はどれくらい削減できる?(安くなる?)

シン・エナジー『プランB/C』の基本料金と3段階の従量単価は、各地域電力会社の従量電灯B/Cと比べてどれも割安に設定されています。

ただし割引率は電力エリアごとに異なります。

詳細は以下の比較表からご確認ください。

東電EP「従量電灯C」との比較表

東京電力EPとの電気料金比較

シン・エナジー「プランC」と東京電力EP「従量電灯C」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランC
東京電力EP
従量電灯C
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 281.66円 286円 1.5%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 19.78円 19.88円 0.5%安
121~300kWhまで 20.57円 26.48円 22.3%安
300kWh超 22.9円 30.57円 25.1%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランCは東京電力EPの従量電灯Cと比べて、月間電力使用量120kWh以上の従量単価が20~25%以上安く設定されており、

ひと月の電力使用量(KWh数)が契約容量(kVA数)を60倍した数を超える範囲では、エリア最安レベルの電気代を実現できます。

たとえば契約容量10KVAで月間電力使用量が600kWhだとすれば、シン・エナジーの電気代は東電EPの従量電灯CやスタンダードLと比べて約3,400円安くなります。

実際の使用状況における電気代を確認したい方は、以下のページからプランCとその他の電力会社の正確な電気代を一括比較シミュレーションできます。

(※)3種類の入力フォームがありますので「従量電灯6~49kVA契約(お店・事業所、電気を多く使う家庭)」のフォームをご利用ください

関西電力「従量電灯B」との比較表

関西電力との電気料金比較

シン・エナジー「プランB」と関西電力「従量電灯B」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランB
関西電力
従量電灯B
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 305.56円 396円 22.6%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 17.72円 17.91円 1%安
121~300kWhまで 19.23円 21.12円 8.9%安
300kWh超 21.37円 23.63円 9.5%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランBは関西電力の従量電灯Bと比べて、基本料金は約20%割安に、そして月間電力使用量120kWh以上の従量単価が約10%安く設定されています。

具体的な例をあげると、契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhだった場合には、関西電力の従量電灯Bでの実際の電気代は2万円強になることに対し

同じ条件でのシン・エナジーの電気代は約18,000円、差額は約2,500円も安くなります。

実際の使用状況における電気代を確認したい方は、以下のページからシン・エナジーとその他の電力会社の正確な電気代を一括比較シミュレーションできます。

(※)シミュレーションには3種類の入力フォームがありますので「従量電灯6~49kVA契約(お店・事業所、電気を多く使う家庭)」のフォームをご利用ください

中部電力「従量電灯C」との比較表

中部電力ミライズとの電気料金比較

シン・エナジー「プランC」と中部電力ミライズ「従量電灯C」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランC
中部電力ミライズ
従量電灯C
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 273.98円 286円 4.2%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 20.19円 21.04円 4%安
121~300kWhまで 24.06円 25.51円 5.6%安
300kWh超 24.84円 28.46円 12.7%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランCは中部電力ミライズの従量電灯Cと比べて、月間電力使用量300kWh以上の従量単価が12.7%安く設定されています。
(基本料金と従量料金はどれもすべて割安に設定されています)

契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhの場合、シン・エナジープランCの電気代は中部電力ミライズ従量電灯Cと比べて約1,600円安くなります。

東北電力「従量電灯C」との比較表

東北電力との電気料金比較

シン・エナジー「プランC」と東北電力「従量電灯C」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランC
東北電力
従量電灯C
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 311.67円 330円 5.6%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 18.57円 18.58円 0.1%安
121~300kWhまで 20.35円 25.33円 19.7%安
300kWh超 22.63円 29.28円 22.7%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランCは東北電力の従量電灯Cと比べて、月間電力使用量120kWh以上の従量単価が約20%安く設定されています。
(基本料金と従量料金はどれもすべて割安に設定されています)

契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhの場合、シン・エナジープランCの電気代は東北電力の従量電灯Cと比べて約3,000円も安くなります。

九州電力「従量電灯C」との比較表

九州電力との電気料金比較

シン・エナジー「プランC」と九州電力「従量電灯C」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランC
九州電力
従量電灯C
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 283.15円 297円 4.7%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 17.29円 17.46円 1%安
121~300kWhまで 17.8円 23.06円 22.8%安
300kWh超 20.35円 26.06円 21.9%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランCは九州電力の従量電灯Cと比べて、月間電力使用量120kWh以上の従量単価が20%以上安く設定されています。

契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhだった場合には、九州電力の従量電灯Cでの実際の電気代は約2万円になることに対し

同じ条件でのシン・エナジーの電気代は17,000円弱、約3,000円も安くなります。

実際の使用状況における電気代を確認したい方は、以下のページからシン・エナジーとその他の電力会社の正確な電気代を一括比較シミュレーションできます。

(※)シミュレーションには3種類の入力フォームがありますので「従量電灯6~49kVA契約(お店・事業所、電気を多く使う家庭)」のフォームをご利用ください

中国電力「従量電灯B」との比較表

中国電力との電気料金比較

シン・エナジー「プランB」と中国電力「従量電灯B」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランB
中国電力
従量電灯B
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 354.44円 407円 12.9%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 18.03円 18.07円 0.2%安
121~300kWhまで 22.61円 24.16円 6.4%安
300kWh超 22.9円 26.03円 12%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランBは中国電力の従量電灯Bと比べて、月間電力使用量300kWh以上の従量単価が12%安く設定されています。
(基本料金と従量料金はどれもすべて割安に設定されています)

契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhの場合、シン・エナジープランBの電気代は中国電力の従量電灯Bと比べて約2,000円安くなります。

四国電力「従量電灯B」との比較表

四国電力との電気料金比較

シン・エナジー「プランB」と四国電力「従量電灯B」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランB
四国電力
従量電灯B
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 354.44円 374円 5.2%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 16.28円 16.97円 4.1%安
121~300kWhまで 20.35円 22.5円 9.6%安
300kWh超 22.39円 25.42円 11.9%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランBは四国電力の従量電灯Bと比べて、月間電力使用量120kWh以上の従量単価が10%前後安く設定されています。
(基本料金と従量料金はどれもすべて割安に設定されています)

契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhの場合、シン・エナジープランBの電気代は四国電力の従量電灯Bと比べて約1,600円安くなります。

北陸電力「従量電灯C」との比較表

北陸電力との電気料金比較

シン・エナジー「プランC」と北陸電力「従量電灯C」の料金単価比較表
区分 シン・エナジー
プランC
北陸電力
従量電灯C
シン・エナジーの割引率
1kVAあたりの基本料金/月 227.48円 242円 6%安
1kWhあたりの従量単価 120kWhまで 16.73円 17.84円 6.2%安
121~300kWhまで 19.51円 21.73円 10.2%安
300kWh超 20.83円 23.44円 11.1%安
(注)実際の電気料金には電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます

シン・エナジーのプランCは北陸電力の従量電灯Cと比べて、月間電力使用量120kWh以上の従量単価が10%前後安く設定されています。
(基本料金と従量料金はどれもすべて割安に設定されています)

契約容量15KVAで月間電力使用量が600kWhの場合、シン・エナジープランCの電気代は北陸電力の従量電灯Cと比べて約1,500円安くなります。

大手電力会社10社の乗り換え参考情報

清水
大手電力会社10社それぞれの料金メニューから切り替えると、電気代がより安くなる(または最適な)新電力プランをご案内します
東京電力EP
東京電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
関西電力
関西電力 切り替えおすすめ新電力【完全ガイド】
中電ミライズ
中部電力ミライズ 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
九州電力
九州電力 切り替えおすすめ新電力【完全ガイド】
東北電力
東北電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
北海道電力
北海道電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
中国電力
中国電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
四国電力
四国電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
北陸電力
北陸電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
沖縄電力
沖縄電力 切り替えおすすめ新電力プラン【完全ガイド】
【PR】電気ガス引っ越しおすすめBEST8
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